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フェイスマスク

こんにちは、副院長の小貫です。

今日は受け口の治療に使用される装置について説明したいと思います。

まず、受け口とは上の顎と比べて下の顎が出ている状態をいいます。受け口の治療は早期の治療が重要になってきます。なぜなら、上の顎の成長は13歳頃には終了してしまい、その後下の顎が第二次成長期とともにさらに成長していくからです。

小学校高学年までに上の顎の成長を促進させることで、受け口の状態を軽減することが可能です。もしこの時期を逃してしまうと、外科矯正が必要となる可能性も大きくなってしまいます。

では、どうやって上の顎の成長を促進させるのでしょうか?

それが、フェイスマスクという装置です。この装置の適応時期は前述したように13歳頃までとなります。

 

この装置は基本的に就寝時に装着してもらいます。口の中に装着した固定装置から前方に向かってゴムをひっかけることにより、上の顎が前に引っ張られていくというものです。見た目は大変そうですが、子供の適応能力は思った以上に高くすぐに慣れてしまいますので心配無用です。むしろ適応期間を逃さずしっかり治療していくことが大事です。

お子さんの受け口を気にしている場合は、早めに歯科医院に相談することをおすすめします!

当院でも相談はいつでも受け付けています✨