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皆さんこんにちは!
世間はサッカーW杯で盛り上がっていますね。選手の皆様はどうかケガなく目標を達成していただきたいものです。

さて、歯科の3大疾患といえば何があるかご存知ですか?
答えは①虫歯(う蝕、カリエスともいいます)②歯周病(歯槽膿漏という言われ方もしますね)③顎関節症です。
虫歯と歯周病に関しては多くの方がだいたいはご存知だと思います。顎関節症は顎が動きにくくなったり、顎を動かく時にかくっと音がなったり痛みがでたりする病気です。患者数自体は非常に多い病気ですが、基本的には大きく悪化することは少なく、症状が軽ければ放置しておいても大きな問題になりにくいです。
では、3大疾患の中で最も注意すべきなのはどれでしょう?多少歯科医の中でも意見は分かれると思いますが、私は圧倒的に歯周病だと思います。
その理由は、まず歯を失う数の第一位が歯周病だからです。虫歯は歯を失うとしても一本ずつですが、歯周病が進行してしまうと一気に多くの歯を失う事になるので、どうしても失う総数も多くなります。
また、進行してしまった歯周病は、基本的に「完治」はしません。歯周病が進行すると歯を支える骨が溶けてしまいますが、溶けた骨は元に戻らないと思った方がいいです。近年は歯周病の再生療法も進んできており、ある程度の回復は期待できますが、完全に元通りにはなりません。
実際に診療の現場でも進行してしまった歯周病には頭を悩まされることが多いです。虫歯であれば定期的に通っていただければ、多くの場合は早期発見でき、歯の喪失につながることはまれです。しかし、既に進行してしまっている歯周病を食い止めるのはなかなか難しく、どうしても歯を守り切れないケースはでてきてしまいます。
さらに、歯周病は本当に悪くなるまで自覚症状の出にくい病気です。歯がぐらぐらするといった症状がでてしまってからでは遅いのです。「今まで虫歯もなかったし、自分は大丈夫」と思っていると、歯周病で一気に歯を失うこともあるので、歯医者さんには定期的に通うようにしましょう。