おぬき歯科

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インプラント

Implant

インプラントとは

インプラント

自分の歯を失って噛めない、もしくは入れ歯は作ったものの合わない・煩わしいなどの方に対し、人工の歯を植える治療がインプラント治療です。
インプラントは顎の骨の中に直接結合しているため、天然の歯とほとんど変わらない感覚で物を噛んだり、会話を楽しむことができ、見た目にも綺麗です。

インプラント治療の流れ
  1. 抜歯

    インプラントをするためには、歯を抜いた後、骨が治るのを何ヶ月か待つ。

  2. 1次オペ

    骨の中にフィクスチャーと呼ばれるインプラントの根に当たる部分を埋め込む。この後、フィクスチャーと骨が科学的に結合(オッセオインテグレーション)するのを何ヶ月か待つ。

  3. 2次オペ

    歯茎を切って、中に埋まっているフィクスチャーにアバットメントと呼ばれる部品を取り付け、歯茎の外に露出させる。

  4. 型取り

    専用のトレーとシリコーン印象材というしっかり固まる材料を用いて型取りをする。

  5. 試適、セット


    前歯など審美領域においては試適をして見た目をしっかり合わせ、被せ物をセットする。

インプラントは、入れ歯やブリッジなどの治療法と違い、残っている歯に余計な負担がかからないため、御自身の歯を長くもたせることができます。従来の治療法では、負担のかかる他の歯の寿命が短くなってしまいますが、インプラントでは他の歯にかかる負担を軽減できるので、お口全体の健康寿命を考えると大きな差が生まれるのです。

他の治療法との違い

インプラント インプラント
治療法

歯を失った箇所の歯槽骨にチタン製のインプラントを埋め込み、その上に被せものをする方法。

メリット
  • ・周りの歯への負担が少ない
  • ・しっかり噛める
  • ・見た目は天然の歯と違和感がない
デメリット
  • ・自由診療のため治療費が高額になる
  • ・外科処置が必要
  • ・治療期間が長い
ブリッジ ブリッジ
治療法

失った歯の両隣の歯を削って橋げたとし、そこに橋を渡すように人工の歯を被せる方法。

メリット
  • ・保険適用で治療費を抑えられる
  • ・天然の歯に近い使用感で、違和感が少ない
デメリット
  • ・健康な歯を削る必要がある
  • ・被せた隣の歯の負担が大きくなる
  • ・保険適用の場合、奥歯は銀歯になる(自由診療で白い歯にすることもできる)
部分入れ歯 部分入れ歯
治療法

患者様御自身で取り外していただく人工の歯を作製する方法。残っている他の歯に金属のバネを引っかけて外れないようにする。

メリット
  • ・保険適用で治療費が抑えられる
  • ・条件が厳しくなく、多くのケースで治療が可能
デメリット
  • ・保険の入れ歯だと固定のバネが目立ち、見た目が悪い(保険外でバネの見えない入れ歯もある)
  • ・装着に違和感があることが多い
  • ・バネがひっかかる歯への負担が大きい
  • ・噛む力はある程度低下する
総入れ歯 総入れ歯
治療法

歯が一本も残っていない場合に作製する取り外し式の人工の歯。歯茎にぴったり合わせることで外れないようにする。

メリット
  • ・保険適用で治療費が抑えられる
デメリット
  • ・歯茎が痩せると外れやすくなるため、たびたび作り替えが必要
  • ・装着の違和感、話しにくさがあることが多い

インプラント治療の注意点

  1. インプラント治療は外科手術であるため、治療を受けるには全身の健康状態が良好である必要があります。また、治療期間は長く、保険適用外のため治療費は高額になります。
  2. 治療予定の場所に骨がしっかりとないとインプラントは埋め込むことができません。骨が足りない場合は、骨移植手術を受けるか、他の治療法を選択することになります。
  3. インプラントは人工物の移植術であるため、成功率が100%ということはあり得ません。一般的に成功率は上顎で96%下顎で98%程度といわれ、移植術としてはかなり高い成功率になりますが、うまく骨と結合せず定着しないことも稀にあります。(当院ではそういった場合、返金もしくは費用負担なしで再手術を行います。)
  4. 治療後についても、毎日のケアが不十分であったり、定期的なメンテナンスを受けていないことで、インプラント周囲炎になる恐れがあります。インプラント周囲炎は、インプラントに起こる歯周病のようなものです。放置しているとインプラントを摘出したり、抜け落ちてしまうことがあります。(ただし、他の治療法でも、しっかりメンテナンスを行わないと周りの歯を失ってしまう可能性が高くなり、インプラントだけのデメリットとは言い切れないでしょう)インプラント治療によってこれらのような問題が起きないよう、正確な診断と定期的なメンテナンスが必要です。

当院のインプラント

「当院は院内にCTを備え、インプラント治療の前には必ずCTを撮影させていただきます。CTは、顎の骨の状態をしっかり見極めることができ、確実なインプラント治療をするためには必須条件といえるでしょう。

また、手術もオペ室にて完全滅菌下で行い、感染のリスクを極力減らしています。