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矯正治療終了後の注意

こんにちは、副院長の小貫です。

今日は矯正治療終了後の注意点について説明しようと思います。

長い矯正治療期間を経ていよいよ装置を外せることで非常に患者さんも嬉しい事かと思います。ただし、後戻りには気を付けなければなりません!!

歯は自然と動くものなので、今までしっかり固定していたものが外れると元の位置に戻ろうとします。それを少しでも防ぐためにリテーナーを治療終了後から1年間は装着してもらいます。1年経過後も夜のみの装着をしてもらいます。めんどくさいと思われるかもしれませんが、せっかく綺麗にした歯並びを維持するためには必要なことです。

このようにしっかり装着していても必ず矯正終了時から動いてきます。残念ながら、全く動かないことはあり得ない事なのです。ただ、しっかり嚙み合っていれば大きく動いてくることも少ないので安心してください。

もう一つ治療後でよく患者さんが気にされるのはブラックトライアングルです。

ブラックトライアングルとは歯と歯の間の隙間です。治療前で歯並びが悪く歯が重なり合っていると、歯間がないように見えるのですが、綺麗に並ぶと歯茎側に三角形の歯の隙間が出来てきます。審美面で心配される方も多いですが、これは特に機能的にも何も問題ないですから心配ありません。むしろしっかり綺麗に並んだ証拠です。

これ以外でも矯正治療終了後の変化で気になることがあれば、一度歯科医院で相談してください。