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歯の豆知識:第18回『痛くない治療について』

皆さんこんにちは。

院長の小貫です。

歯医者と言えば「痛いからイヤだ!」という方、多いのではないでしょうか。

そこで今日は痛くない歯医者の治療について説明しようと思います。

 

 

痛くない治療をしようと思ったら、やはり重要なのは「麻酔」です。

軽い治療であれば麻酔なしでも痛くないものが多いですが、大きな虫歯治療などとなるとやはりそうはいきません。

ですが、麻酔自体が基本は注射なので、痛いし怖いと思われてしまうのです。

麻酔さえ痛くなくできてしまえば、あとの治療は基本的に痛くなく行えます。

 

痛くない麻酔の具体的な方法としてまず挙げられるのが表面麻酔です。

注射の前にゼリー状の表面麻酔を塗ることで、表面の感覚が多少麻痺します。ただ、効果をしてはかなり微弱なので、あくまで補助的に使うものになります。

より、重要になってくるのが歯科医のテクニック面です。針を一気に深く刺さないことや、麻酔液の注入をゆっくりすることで痛みはほぼ感じなくなります。こういった事を意識しているかどうかで麻酔の注射の痛みは大きく変わるのです。

また、注射針は細いものの方が痛みを感じにくかったり、麻酔をする部位によっても痛みの感じ方は変わってきます。

 

他に、痛みや恐怖を感じないように治療する方法として「鎮静」というのがあります。

当院では行っていないのですが、意識を多少朦朧とさせることで痛みや恐怖を感じにくくして治療を行うという方法で、主に笑気というガスを用いて行います。

 

患者様の側でも治療を痛くないようにする方法があります。

それは「痛くなる前に治療する」ということです。痛みが既にある歯は麻酔が効きづらく、そもそもの治療も神経を直接さわる必要があったりして痛みを伴いやすいです。痛みに恐怖のある方ほど、痛くなってからしか来院されないケースが残念ながら多いですが。。。逆効果であることは覚えておいて下さい。

他にも麻酔の際に動いたり、過度に力んだりすると痛みを感じやすいです。

 

当院では、痛くない麻酔には特に気を使っており、極力痛みを感じないように麻酔を実施しています。

患者様から「今の注射したんですか?」とか「全然痛くなかった!」と言ってもらえると非常にうれしいものです。

もし、御興味があれば連絡をお願いします。