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歯の豆知識:第13回『予防歯科の必要性』

みなさんこんにちは。小貫です。

桜のキレイな時期ですが、まだまだ花粉症で辛い方も多いでしょうね。

私も花粉症なのですが、どちらかというと遅めの時期に発症するので、今から戦々恐々としております。

さて、今日は『予防歯科』についてお話しようと思います。

予防歯科とは歯の痛みなどがなくても定期的に歯医者さんに通って、初期のうちに虫歯を治療したり、歯周病が悪化しないように歯石取りや歯のお掃除をすることです。

最近ようやく予防歯科の重要性がだいぶ認知されるようになり、定期的に歯医者に通っている方も増えていますね。

この予防歯科は欧米では既に当たり前になっており、特に歯の先進国として知られる北欧では、8割以上の方が予防歯科に通っていると言われています。

 

歯科で扱う2大疾患といえば、虫歯と歯周病になりますが、どちらの治療もこの予防歯科と相性がいいのです。

虫歯は痛くなってからの治療となると神経を取る処置になる可能性が高まります。神経を取るとどんなにしっかり処置をしても神経のある歯に比べると弱くなるので、歯の寿命は縮まってしまうのです。なので定期検診で痛みがでる前に虫歯を発見し、治療していく方が歯のためにはいいのです。

また、歯周病は虫歯よりもさらに悪くなるまで痛みの出にくい疾患です。痛みが出た時にはお口全体重度の歯周病で、一気に歯を何本も失うリスクがあります。しかも、一度骨が溶けるところまで進行すると元には戻らないので、定期的に歯医者さんで歯石取り等お掃除をして、予防する事が大事です。

さらに、予防歯科に通っておられる方は、歯磨きチェック等も行うため、そもそもこういった病気になりにくいです。そうすると歯科治療にかかる費用も結局予防歯科に通っておられる方の方が低いと言われています。

 

歯医者さんは怖いし、極力行きたくないという方が多いのも承知しておりますが、御自身の健康のためにも、お金のためにも、定期的に歯医者さんに通って予防歯科を受けることをおすすめ致します。

当院でも、もちろん予防歯科は積極的に行っておりますので、興味のある方は是非御連絡ください。