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アンカースクリューとは??

こんにちは、副院長の小貫です。

寒さも一段と厳しくなり体調など崩されてなないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

今回は歯科矯正時に使用するアンカースクリューについて説明したいと思います。

「アンカースクリュー」とは歯を動かすときに使用する小さなスクリュー(釘)のことです。大きさも工具で使うようなサイズで、絶対的な固定源として使用します。

 

少し難しい話になりますが・・・、

歯を動かすときには必ずどこかに固定源(矯正力に抵抗する部分)が必要となります。アンカースクリューが使用されるようになるまでは、固定源を他の歯にしていたため、固定源の歯まで動いてしまい適切な移動距離を得られるのが難しいこともありました。

ところが、アンカースクリューが登場してからは話が少し変わってきました。

スクリューを顎骨に打つことにより絶対に動かない固定源が得られるため、多少大きな移動距離も可能となってきたのです。

そのため、少し移動距離が大きくなりそうな場合や、歯を圧下(歯肉側に動かす)したい場合には治療計画の中にアンカースクリューの使用を入れる事もあります。

少し分かりにくい説明だったかもしれませんが・・・、このようにアンカースクリューの登場により治療の幅も増えてきました。しかし、メリットばかりでもないのも現実です。

デメリットのお話はまた次回していこうと思いますので少しお待ちください・・・。