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歯の豆知識:第6回『乳歯と永久歯の生え変わり』

皆さんこんにちは。小貫です。

GWが終わって、今日からお仕事や学校という方多いんじゃないでしょうか。

これからまた頑張っていきましょう~!

 

ということで今日は乳歯と永久歯の生え変わりついてお話したいと思います。

まず、乳歯の本数全部で何本かご存じですか?

正解は20本です。

だいたい生後6月辺りから前歯から順番に生えていきます。

では、永久歯の本数は?

正解は28本です。(親知らず除く)

乳歯より奥歯が上下左右2本ずつ多いのです。

生え変わりの順番は多少ややこしくて、前歯の生え変わりと同時期くらいに奥から6才臼歯と言われる奥歯も生えてきます。

その後は基本的には前歯から順番に生え変わりますが、上の犬歯は多少生えるのが遅いことが多いです。

乳歯の生え変わりが終わると、最後に6才臼歯の後ろからもう1本奥歯が生えます。これがだいたい12才前後です。これは親知らずではありません。

親知らずが生えてくるのはさらに遅くて18才~程度です。しっかり生えない方も多いですが…

この生え変わりの時期はあくまで目安です。個人差はかなり大きく1、2年程度ずれる事は多いですが、基本的に問題ないので、心配しなくて大丈夫です。

 

また、生え変わりの際に乳歯が抜けていないのに永久歯が横から見えてくるということがあります。

特に下の前歯が最初に生え変わる時に、内側から永久歯が見えてきて心配して来られる方が多いです。

実はこれはほとんどの場合は問題ありません。下の前歯は内側から外側に向けて生えていきますので、最初内側から見えてきてもだんだん外側に移動し、その過程で乳歯も抜けていきます。

ただ、稀に問題となるケースもあって、乳歯がうまく抜けてくれない場合や、永久歯が変な方向へ向かってしまう場合もあります。こういう場合は抜けるはずの乳歯が全然グラグラしていない事が多く、歯医者で乳歯を抜かなければいけない事もあります

 

なかなか御自分では、大丈夫なのか判断はつきにくいかと思いますので、心配であれば一度御来院下さい。

当院ではお子様の治療も積極的に行っており、私自身子供の治療は好きですので、小さいお子様の心配事がある方は、是非遠慮せずに御来院下さい。