ブログ
Blog
Blog
こんにちは、おぬき歯科副院長の小貫です。
だんだん夏らしい日が多くなり、暑くなってきましたね🌞気温の変化も激しいですし、皆さん体調崩さないように気を付けてくださいね!!
今日は「歯科矯正ではどのように歯が動いているのか」お話していきますね 🙂
ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも歯の動くメカニズムは同じです。
まず、歯には歯冠部分(歯茎より上の部分で見えている所)と歯根(骨の中に埋まっている部分)があります。
歯に力をかけると最初に歯冠部分が動きます。次に歯根部分が動き始めるのですが、矯正においてこの歯根部分がしっかり移動させることが大事になってきます。
歯根が動くときに骨の中では骨を壊す細胞や骨を造る細胞がたくさん働いており、しっかり移動した位置で骨が造られるには時間がかかるわけです。
早く動かしたいからと力をかけすぎると、歯根が吸収され短くなってしまうリスクが高くなるため、適切な力を時間をかけ与えていくことも大事です。また、力が大きいからといってたくさん動くわけでもありません・・・。
もし、歯根部分がしっかり動いておらず骨もしっかり造られていない状態で力をかけるのを止めてしまうと、すぐに元の位置に戻ってしまいます・・・💦
そのため、一見歯並びが綺麗になったようにみえてもしばらくそのまま矯正装置を付けたまま様子を見ていきます。後戻りを少しでも減らすためにはすごく大事なことをしているわけです。
矯正治療の時間がかかるのはこういった理由があるからなんですよ!
今、矯正治療を頑張っておられる皆さん、気長に頑張っていきましょう✨