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こんにちは、副院長の小貫です。
今回は矯正をする際に抜歯が必要な時、どこを抜くのかについてお話します 😛
まず初めに矯正抜歯を行う理由ですが、歯を並べるスペースを確保するために行います。現代の方たちは顎が小さい傾向があるため、そのまま歯を並べてしまうと余計に出っ歯になったり嚙み合わせが悪くなってしまうという恐れがあります。
では、どこを抜けばいいのかということですが、抜歯部位を決める際は必ず以下のことを考えていきます。
①前歯をどれくらい後方に移動させたいか、
②奥歯をどれくらい前方に移動したいか、
③どのくらい歯のがたつきがあるのか、
これらの項目を検査で採得した資料の基づいて詳しく調べていきます。
多くの場合は前から4番目の小臼歯を抜くことが多いのですが、必ずしもそうではなく、4番目の歯が治療歴のある歯の場合は代わりに5番目の歯を抜いたりと患者さんの口腔内の状況によって決めていきます。
また、下の前歯を1本だけ抜いてスペースを作る場合もあります。
このように一概に矯正での抜歯部位は決まっておらず、事前にしっかり検査をすることが大事になります。
矯正での抜歯に関して不安に思っておられる方は、一度ご相談いただければと思います。