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歯の豆知識:第5回『インプラントって…何?』

みなさんこんにちは。

おぬき歯科院長の小貫です。

 

今日はインプラントについてです。

 

具体的にどういう時にするのか、何が他の治療よりいいのか、デメリットはないのか等説明していきますね。

インプラントって聞いたことはあるけど、何なのかよくわからないという方も多いと思います。

 

まず、大前提として、インプラントは歯を根っこから全て抜いてしまった後、そこを補うためにする治療です。

歯の神経を抜いた後に被せる「さし歯」と混同されている方がいらっしゃいますが、全くの別物です。

インプラントは、歯を抜いた箇所に金属を埋め込み、その上に人工の歯を作るといった治療になります。

歯を抜いてそのまま何もしないと、周りの歯が移動してしまったり、他の歯の負担が増えたりして、最終的に噛めなくなるドミノ倒しが始まってしまうんです。

そうならない為に、抜いた箇所に人工の歯を入れてあげる必要があって、その一つの方法がインプラントになります。

インプラント以外にも、ブリッジや入れ歯といった方法もありますが、これらの方法は結局他の歯の負担が大きくなってしまうというデメリットがあります。

それらに比べ、インプラントは人口の歯を植えるような治療になるので、むしろ他の歯の負担を軽減できることが大きなメリットと言えるでしょう。

他にも、見た目がいい、嚙み心地がいい、しっかり噛めるようになるといったメリットがインプラントにはあります。

 

ただし、デメリットもないわけではありません。

まず、インプラント治療は現状では完全に保険外治療となり、治療費が高額です。当院でも一本40万円程します。

また、最初に骨の中にインプラントを植えるための手術が必要です。これが怖いという方も多いと思います。

一時期この手術の失敗で大きなトラブルになったケースが盛んに報道されたりしていたので、余計に怖いイメージがついてしまっているのではないでしょうか。昔は、知識や設備が不十分なままインプラント治療を試みる歯医者が多かったこともこういったトラブルの原因かもしれません。

あと、メインテナンスが大変なのでは?というイメージを持たれていると思いますが、これに関しては入れ歯やブリッジも同様なので、インプラントだけのデメリットとは言えないでしょう。むしろお掃除は入れ歯やブリッジに比べてしやすい方です。

ただ、インプラントの場合は様々なメーカーがあって、違うメーカーのインプラントは被せのやり替えができない場合があるのは注意が必要です。

 

当院ではCTやオペ室も完備し、インプラント治療も一つの方法としておすすめしております。興味のある方は是非一度御相談下さい。