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こんにちは、おぬき歯科副院長です。
早いものでもう2021年も残りわずかとなりましたね⛄皆さん、今年はどんな1年でしたでしょうか??私としては、まだまだコロナウイルスの猛威に驚かされた1年だった気がします。
来年こそはコロナも落ち着き明るい1年になって欲しいと願っています✨
さて本題に入りまして、前回に引き続き矯正装置のお話をしていきたいと思います。
今回は受け口の治療についてです。
受け口とは上あごに対して下あごが大きい状態を指します。受け口の治療は矯正の中でもなるべく早期から治療が必要と言われています。
何故かといいますと、それは顎骨の成長時期と関係がしています。上の顎は~12歳頃には成長が止まり、一方下の顎は第2次成長期(小学高学年~中学生)から大きく成長していきます。
そのため、上の顎の成長を促進させるには少なくとも12歳までしか効果がありません。
(※成長時期は個人差がかなりあるので年齢・時期は大体の目安です。)
さらに注意が必要なのは治療後です。一度受け口が改善しても第2次成長期に入り成長していくとともに下の顎が大きくなり、受け口が再発することがよくあります。そのため、受け口の治療は長期的な観察が必要になります。
当院で使用している装置は主に
①床矯正(上の前歯を前方に傾斜させるように調整)
②フェイスマスク(上顎の前方への成長を促進させる)
③ムーシールド(口腔周囲筋のバランスを変化させ上の前歯を前方に傾斜させる)
それぞれ適応症が異なるので患者さんの状態や年齢により使用装置を選んでいきます。
受け口でお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい 🙂
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい🎍